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ガルバリウム鋼板って暑いって本当?!遮熱性や断熱性を高める方法を解説! |神奈川県平塚・株式会社いらか|屋根遮熱専門
成田 崇
成田 崇
ガルバリウム鋼板って暑いって本当?!
遮熱性や断熱性を高める方法を解説!

建物ごとに用いられている屋根材が異なります。

新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどに一体どの屋根材を用いるかもプランを決めるポイント。

屋根材によって、
費用・遮熱性・断熱性・耐用年数などが変わってきます。

ガルバリウム鋼板は多くの建物に用いられている屋根材の1つです。

今回の記事では、
ガルバリウム鋼板は暑いかどうかに加え、遮熱性・断熱性を高める方法について解説します。

屋根修理・リフォームを検討している方は一度参考にしてみてください。

ガルバリウム鋼板とは一体どのような屋根材なのか

ガルバリウム鋼板とは、
アメリカ合衆国のベスレヘムスチール社によって開発された屋根材です。

屋根だけではなく、
外壁にもガルバリウム鋼板が用いられている場合があります。

金属鋼板にアルミニウム・亜鉛・シリコンがメッキされている点が特徴。

耐用年数が長く、
さびにくい点がメリットに挙げられます。

軽量のため、耐震性に優れています。

カバー工法に用いることができる点もガルバリウム鋼板のメリット。

モダンな雰囲気などを演出できるため、
多くの建物にガルバリウム鋼板が用いられています。

ガルバリウム鋼板は本当に暑いのか

ガルバリウム鋼板は金属が用いられているため、
夏場などに暑くなる場合があります。

金属は熱を通しやすいです。

ガルバリウム鋼板の色によっても、
屋根・室内の暑さが変わる点に注意が必要。

黒は太陽光を吸収しやすいです。

太陽光が吸収された結果、
屋根だけではなく、室内も暑くなります。

屋根修理・リフォームを行う際、
屋根の色について検討することをおすすめします。

屋根の色だけではなく、
建物のデザイン・費用などもガルバリウム鋼板を屋根に用いるかどうかのポイント。

屋根・外壁にガルバリウム鋼板を用いることを選択した場合、
一体どのような方法で暑さを対策していくかについて検討することが重要です。

断熱材が少ないことも屋根・室内が暑くなる原因の1つに挙げられます。

室内が暑いと感じた場合、
屋根にガルバリウム鋼板が用いられているかどうかだけではなく、

成田 崇
成田 崇
断熱材が少ないかどうかも
一度チェックしてみてください。

遮熱性・断熱性を高める方法

ガルバリウム鋼板が暑くなるのに伴い、
室内も暑くなるため、遮熱性・断熱性をいかに高めるかについて検討する必要があります。

多くの方が遮熱性・断熱性を高める方法は一体何か疑問に感じているのではないでしょうか?

遮熱性・断熱性を高める方法は複数存在します。

主な方法は以下の通り。

・遮熱塗料をガルバリウム鋼板に塗装する

・ガルバリウム鋼板を明るい色の塗料で塗装する

・断熱材を用いる

・遮熱剤を用いる

・遮熱シートを用いる

・屋根散水により屋根の温度を下げる

・通気層を設ける

ここでは、
遮熱性・断熱性を高める方法について取り上げます。

遮熱塗料をガルバリウム鋼板に塗装する

ガルバリウム鋼板に遮熱塗料を塗装することにより、
遮熱性を向上することが可能。

遮熱塗料ごとに耐用年数などが異なります。

ガルバリウム鋼板を明るい色の塗料で塗装する

明るい色の塗料もガルバリウム鋼板が暑くなることを防ぐ方法です。

ガルバリウム鋼板の色によっては熱を吸収しやすいため、
屋根修理・リフォームを行う際は注意する必要があります。

暑さ対策を行う場合は黒などの熱を吸収しやすい色を避けることをおすすめします。

断熱材を用いる

断熱材により、
ガルバリウム鋼板の断熱性を向上することが可能。

メーカーによっては、
断熱材と一体になったガルバリウム鋼板を製造しています。

屋根修理・リフォームを予定している場合、
断熱材と一体になっているガルバリウム鋼板を用いるか一度検討することをおすすめします。

遮熱材を用いる

遮熱材はガルバリウム鋼板の遮熱性を向上する方法。

屋根の遮熱性により、
室内の過ごしやすさが変わります。

屋根修理・リフォームのプランを立てる際、
遮熱材の費用などについて把握することをおすすめします。

遮熱シートを用いる

遮熱シートは熱を遮るためのシート。

アルミニウムなどが用いられています。

暑さだけではなく、
寒さも対策できます。

空調効率が向上し、
エアコンの電気代を節約できる点もメリット。

屋根散水により屋根の温度を下げる

屋根散水を行い、
屋根の温度を下げることもガルバリウム鋼板の暑さを防ぐ方法です。

気化熱により、屋根の温度を下げることができます。

全自動のスプリンクラーを取り付け、屋根散水が行われます。

ガルバリウム鋼板の遮熱性を高める場合は遮熱シートがおすすめ

ガルバリウム鋼板の遮熱性を高める場合、
遮熱シートがおすすめ。

遮熱塗料は職人の技術により、
ムラが生じる場合があります。

屋根散水はガルバリウム鋼板の温度を下げられる反面、
サビなどが発生しやすくなる点がデメリットです。

遮熱シートと一緒に断熱材を用いることにより、
断熱性を向上させることが可能。

遮熱シートを用いた屋根修理・リフォームを業者に依頼する際は、
過去の施工事例などチェックし、
遮熱シートの扱いに慣れているかチェックしてみてください。

まとめ

ガルバリウム鋼板は金属が用いられているため、太陽光によって暑くなります。

屋根・外壁が暑くなるのに伴い、
室内が暑くなる点に注意が必要。

費用・手間などを踏まえ、
遮熱シートでガルバリウム鋼板の遮熱性を向上させることをおすすめします。

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

・リフォームを検討している方は業者に遮熱シートを用いるか一度相談してみてください。

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