工場・倉庫の屋根遮熱対策ブログ

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工場屋根の輻射熱対策とは?!必要性と遮熱シートの特徴も紹介! |神奈川県平塚・株式会社いらか|屋根遮熱専門
成田 崇
成田 崇
工場屋根の輻射熱対策とは?!
必要性と遮熱シートの特徴も紹介!

工場内での業務において、
従業員の生産性をいかに向上させるかについて意識することが重要です。

工場内における課題を明確にし、
従業員の生産性を向上させる方法を整理することをおすすめします。

室内の環境も工場内における従業員の生産性に関わるポイント。

暑さにより、従業員の生産性が下がる場合があります。

今回の記事では、工場屋根の輻射熱対策を行う必要性に加え、
遮熱シートの特徴について触れていきます。

輻射熱とはそもそも何か

輻射熱は遠赤外線の作用によって移動する熱です。

太陽は赤外線・紫外線・可視光線などの電磁波を含んだ太陽光を放出します。

工場屋根などに電磁波が吸収されます。

電磁波は工場屋根などを透過した後、他の物に熱を伝える性質が特徴。

夏になると、太陽光から発生した輻射熱が工場内を暑くします。

寒い時期の場合、
室内が涼しく感じる場合があります。

工場屋根の輻射熱対策を行う必要性

工場屋根の輻射熱を対策する必要性は一体何か気になっている方が多いのではないでしょうか?

対策する理由として、主に以下のものが挙げられます。

・従業員の生産性を向上

・事故の防止

・冷房効率の向上

・環境対策

・工場内の機械・保管している物の劣化を防止

ここでは、
工場屋根の輻射熱対策を行う必要性について解説します。

従業員の生産性を向上

工場屋根の輻射熱を対策し、工場内が暑くなることを防止。

工場内の温度が高過ぎると、
従業員の生産性が低下する場合があります。

「勤務時間中、暑くて作業が進まない」などの悩みを耳にした方も多いのではないでしょうか?

Job総研の2023年夏の働き方実態調査の結果、
全体の88.8%の方が仕事のやる気に暑さが影響すると回答しています。

夏バテが仕事に影響したと回答した方の割合が全体の51.8%です。

また、全体の27.2%の方が夏バテ対策をしていないと回答。

Job総研の2023年夏の働き方実態調査のURL:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000168.000013597.html

事故の防止

暑さは集中力・判断力を低下させます。

集中力・判断力が低下した状態で業務を進めると、
大きな事故につながる場合があります。

従業員・工場の設備などを守るためにも、
事故につながる要因を1つでも多く対策することが重要。

暑さにより、熱中症を引き起こす場合もあります。

従業員に快適な環境を提供し、
熱中症のリスクも最小限に抑えましょう。

労働環境は就職活動を行っている方がチェックしているポイントの1つです。

冷房効率の向上

工場屋根の輻射熱対策を行うことにより、
冷房効率を向上させます。

冷房効率の向上に伴い、
エアコンの電気代を節約することができます。

工場を稼働させる際、
毎月の光熱費に悩まされている方が多いのではないでしょうか?

床の下に扇風機を設置し、
エアコンと併用することも冷房効率を向上させる方法です。

室内の温度ムラを無くすことにより、
従業員が過ごしやすい環境を整えてみてください。

環境対策

冷房効率を向上させることにより、
環境対策につながる点も工場屋根の輻射熱対策が必要な理由。

売上だけではなく、
環境保護に取り組んでいるかどうかも企業が評価されるポイントです。

東洋経済はSDGsに取り組んだ企業のランキングについて発表しています。

SDGsに取り組んだ企業のランキングを決めるポイントは、
人材活用・環境・社会性・企業統治の計4つのカテゴリーによって算出されます。

東洋経済のSDGsに取り組んだ企業のランキングのURL:
https://toyokeizai.net/articles/-/783945?page=4

工場内の機械・保管している物の劣化を防止

工場内の機械・保管している物が工場屋根の輻射熱によって劣化することを防止することも対策する理由です。

機械が劣化すると、故障する可能性が上がります。

作業中に故障した結果、業務に支障をきたす場合もあるので注意が必要。

保管している物の劣化は生産ロスの向上につながります。

室内の温度を整え、
保管している物の劣化を防ぐことも工場に求められます。

工場屋根の輻射熱対策に用いられる遮熱シートの特徴

工場屋根の輻射熱を対策する方法は複数存在します。

遮熱シートは対策する方法の1つ。

ここでは、遮熱シートの特徴について取り上げます。

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屋根・工場の機械などに敷くことができる

屋根だけではなく、
工場の機械・外壁・床などに遮熱シートを敷くことができます。

工場の機械も輻射熱を放出します。

工場内の暑さを対策する際は屋根以外の場所に目を配ることが重要。

従業員から「機械の周辺が暑い」などの声に耳を傾け、
暑さをどのように対策していくかについて検討することをおすすめします。

従業員とのコミュニケーションが円滑かどうかも労働環境に関わります。

塗りムラが気にならない

遮熱塗料とは異なり、
塗りムラが気にならない点も遮熱シートの特徴。

遮熱塗料を工場屋根に塗装する場合、
職人の技術によっては塗りムラが発生する場合があります。

塗りムラがあると、遮熱塗料の性能が十分発揮されない場合があるため、注意が必要です。

敷く際の騒音が少ない

遮熱シートを敷く際、
騒音が少ない点も特徴の1つに挙げられます。

工場屋根の修理・リフォームを行う際は近隣住民に配慮する必要があります。

騒音はトラブルの原因の1つ。

施工を行う前に近隣住民へあいさつに伺い、
施工について説明することをおすすめします。

まとめ

工場屋根の輻射熱対策を行う場合、
遮熱シートを用いるか検討してみてはいかがでしょうか?

塗りムラが気にならないだけではなく、施工時の騒音も少ないです。

工場の機械に敷き、室内の暑さを対策できる点もポイント。

工場屋根の輻射熱による暑さを改善するために遮熱シートなどで対策したいと感じている方は、
信頼できる業者に一度相談してみてください。

屋根遮熱に気になることがある方は信頼できる業者に一度相談してみてください。

この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町

・リフォームを検討している方は業者に遮熱シートを用いるか一度相談してみてください。

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