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断熱材と遮熱材の違いとは?!素材の種類や効果の違いについても解説! |神奈川県平塚・株式会社いらか|屋根遮熱専門
成田 崇
成田 崇
断熱材と遮熱材の違いとは?!
素材の種類や効果の違いについても解説!

室内の環境を整える際、暑さ・寒さの対策が重要です。

「夏になると、暑さで仕事・家事が思うように進まない」

「冬の寒い時期になると、手が悴んでしまう」

などの悩みを感じているのではないでしょうか?

暑さ・寒さを対策する方法は数多く存在します。
自分に合った方法で暑さ・寒さを対策し、
室内の環境を整える必要があります。

今回は断熱材と遮熱材の違いに加え、
素材の種類ごとの効果の違いについても取り上げるので、
気になる方は一度参考にしてみてください。

断熱材と遮熱材の違いとは一体何か

断熱材と遮熱材は言葉が似ているものの、違う性質があります。

屋根修理・リフォームなどを行う際、
断熱材・遮熱材の違いを理解した上で施工を進めることが重要。

まずは断熱材と遮熱材の違いについて解説します。

断熱材

断熱材は熱の伝わりを遅くする素材。
空気が含まれています。

厚ければ厚い程、
断熱性能が向上します。

断熱材を選ぶ際、
厚さが一体どのくらいあるかチェックすることが重要。

遮熱材

遮熱材は輻射熱を反射し、
熱が屋根などに伝わりにくくする素材。

輻射熱は物に熱を伝える性質があります。

太陽・機械などから輻射熱が発せられます。

暑さ対策を行う際、
輻射熱をいかに対策するかが課題の1つです。

断熱材の素材・効果

断熱材の素材は複数存在します。

各素材の効果を踏まえ、
屋根修理・リフォームなどの際に一体どの断熱材を用いるか検討する必要があります。

主な素材は以下の3つ。

・繊維系断熱材

・天然素材系断熱材

・発泡プラスチック系断熱材

ここでは、
断熱材の素材に加え、効果の違いについて解説します。

屋根修理・リフォームなどの際に断熱材を用いた暑さ対策を検討している方は一度参考にしてみてください。

繊維系断熱材

繊維系断熱材は繊維状にした鉱物・紙などを用いた断熱材。

繊維の隙間に空気を閉じ込めています。

以下の2つが存在します。

・無機繊維系断熱材

・木質繊維系断熱材

無機繊維系断熱材はグラスウール・ロックウールなどの鉱物を用いた繊維系断熱材。

耐久性・防音性・吸音性に優れています。

安価な点もメリットです。

木質繊維系断熱材は古紙が主原料の繊維系断熱材。

セルロースファイバーは隙間が生まれにくいため、
断熱性・調湿性に優れています。

カビなどを対策できます。

費用が高い点に加え、
リフォームに向かない点がデメリットです。

天然素材系断熱材

天然素材系断熱材は自然素材を用いた断熱材。

環境保護に貢献できます。

費用が高額になる点がデメリットです。

天然素材系断熱材に用いられている素材は以下の通り。

・羊毛

・炭化コルク

羊毛は防虫処理が施されている点が特徴に挙げられます。

調湿性に優れているため、結露の対策に適しています。

炭化コルクは炭化させたコルク樫の端材を用いた断熱材。

コルク樫は防虫効果に優れているため、
ダニの対策に適しています。

発泡プラスチック系断熱材

発泡プラスチック系断熱材は、
発泡させたプラスチックに空気を閉じ込めた断熱材です。

断熱性の高いガスを閉じ込めた発泡プラスチック系断熱材も存在します。

軽く、防水性に優れている点が特徴。

結露の対策に役立ちます。

加工しやすいため、
多くの建物に用いられています。

他の断熱材同様、
発泡プラスチック系断熱材に用いられている素材をチェックし、
屋根修理・リフォームなどを行うことが重要。

主な素材として、以下のものが挙げられます。

・押出ポリスチレン

・ビーズ法ポリスチレン

・硬質ウレタンフォーム

・高発泡ポリエチレン

・フェノールフォーム

遮熱材の素材・効果

遮熱材も断熱材と同様に素材が複数存在します。

太陽などから発せられる輻射熱を対策する際、
どのような素材があるかチェックした上で屋根修理・リフォームなどを進める必要があります。

素材は以下の2つ。

・塗料系遮熱材

・アルミ系遮熱材

ここでは、
遮熱性の向上を目的とした屋根修理・リフォームなどを予定している方に向けて、
遮熱材の素材・効果について触れていきます。

塗料系遮熱材

塗料系遮熱材は屋根・外壁などに用いられる遮熱材です

太陽光などに晒される時間が長く、
定期的に屋根・外壁などのメンテナンスを行わなければなりません。

職人の技術によっては、塗りムラなどが発生する点がデメリット。

アルミ系遮熱材

アルミ系遮熱材はアルミニウムを用いた遮熱材です。

建物の内部に用いられます。

雨風によって劣化しにくい点がメリット。

アルミ系遮熱材の一例として、
株式会社ライフテックが製造しているサーモバリアと呼ばれる遮熱シートが挙げられます。

まとめ

断熱材は熱を伝わりにくくするのに対し、
遮熱材は熱を反射します。

暑さ・寒さを対策する際に用いられる点が断熱材・遮熱材の共通点。

暑さ・寒さを対策する方法が異なる点を踏まえ、
屋根修理・リフォームなどを行うことが重要です。

遮熱材を用いる際、遮熱シートをおすすめします。

塗りムラなどが気にならない点が理由です。

屋根・外壁・室内に設置されている機械に用いることができる点もおすすめの理由。

遮熱シートを用いた屋根修理・リフォームなどを予定している方は信頼できる業者に一度相談してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

成田 崇
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この記事を書いた人

成田 崇

  • 瓦ぶき2級技能士
  • 瓦屋根工事技士
  • 瓦屋根診断技士

【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行

〇かわらぶき2級技能士とは?

瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。

〇瓦屋根工事技士とは?

国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。

〇瓦屋根診断技士とは?

国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。

〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア

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・リフォームを検討している方は業者に遮熱シートを用いるか一度相談してみてください。

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