2025年05月16日
遮熱シートとは?!屋根に敷くメリット・デメリットとは?!
屋根は太陽光・雨風などに晒され続けています。
太陽光を浴び続けると、屋根自体が暑くなります。
屋根が暑くなった結果、室内が暑くなるため、
新築住宅の施工・リノベーション・リフォームなどを行う際は注意が必要。
屋根の暑さを対策する方法は複数存在します。
屋根修理・屋根リフォームの費用は屋根の暑さを対策する方法によって変わります。
業者と屋根修理・リフォームのプランについて十分話し合うことが重要。
今回は屋根の暑さ対策の1つである遮熱シートは一体何かに加え、
屋根に遮熱シートを敷くメリット・デメリットについて解説します。
屋根修理・リフォームなどを近いうちに予定している方は一度参考にしてみてください。
遮熱シートとは一体何か
遮熱シートは熱を遮るためのシートです。
アルミニウム・ポリエステルなどでできています。
数多くの遮熱シートが存在。
住宅だけではなく、
工場・事業所などに用いられます。
遮熱シートを屋根に敷くメリット
屋根修理・リフォームで納得のいく暑さ対策を行う場合、
遮熱シートを屋根に敷くメリットについて押さえることをおすすめします。
主なメリットは以下の通り。
・屋根に敷きやすい
・塗りムラが気にならない
・室内の暑さを対策できる
・冷房効率が向上する
・室内に保管している物を劣化しにくくする
近いうち、
屋根修理・屋根リフォームを予定している方に向けて遮熱シートを屋根に敷くメリットについて触れていきます。
屋根に敷きやすい
遮熱シートは扱いやすい点がメリットです。
専門的な技術がなくても、屋根に敷くことができます。
塗りムラが気にならない
塗りムラが気にならない点も遮熱シートを屋根に敷くメリット。
遮熱塗料で暑さ対策を行う場合、塗りムラが発生する場合があります。
塗りムラにより、遮熱塗料の性能が発揮されない点に注意が必要です。
汚れ・天候の変化で塗り直しが必要になるため、
遮熱塗料による暑さ対策よりも遮熱シートを屋根に敷くことをおすすめします。
室内の暑さを対策できる
屋根に遮熱シートを敷くことにより、
室内の暑さを対策できる点もメリットの1つ。
屋根が暑くなると、室内も暑くなります。
遮熱シートは屋根の熱を遮るだけではなく、
室内が暑くなることを対策します。
室内で仕事・家事などを快適に行いたいと感じている方は遮熱シートを屋根に敷くか一度検討してはいかがでしょうか?
冷房効率が向上する
室内が暑くなることを対策するだけではなく、
冷房効率が向上する点も屋根に遮熱シートを敷くメリットです。
冷房効率が向上すると、エアコンの電気代を節約できます。
毎月の電気代を少しでも節約したいと感じている方は遮熱シートを屋根に敷くか一度検討してみてください。
室内に扇風機を設置し、温度のムラを抑えることも暑さ対策につながります。
仕事・家事などで暑さに悩まされている方はエアコン・扇風機を併用することをおすすめします。
室内に保管している物を劣化しにくくする
屋根・室内の暑さを対策することにより、
室内に保管している物を熱で劣化することを防ぎます。
物によっては、熱に弱い場合があります。
熱に弱い物を室内に数多く保管している方は屋根修理・リフォームの際に遮熱シートを屋根に敷くか検討してみてはいかがでしょうか?
遮熱シートを屋根に敷くデメリット
遮熱シートを屋根に敷く場合、
メリットだけではなく、デメリットについて把握することが重要です。
主なデメリットして、以下のものが挙げられます。
・正しく施工する必要がある
・結露が発生する場合がある
・一部の熱を防げない
ここでは、遮熱シートを屋根に敷くデメリットについて紹介します。
屋根修理・屋根リフォームに関心のある方は一度チェックしてみてください。
正しく施工する必要がある
正しく施工しないと、性能が発揮されない点が遮熱シートのデメリット。
屋根修理・屋根リフォームを行う際、
遮熱シートの扱いに慣れている業者に依頼することをおすすめします。
結露が発生する場合がある
結露が発生する場合がある点もデメリットに挙げられます。
遮熱シートと断熱材を併用することが結露を対策する際のポイント。
結露はカビを発生させる原因です。
人によってはカビアレルギーに悩まされているのではないでしょうか?
一部の熱を防げない
遮熱シートは輻射熱を防ぎます。
対流熱・電動熱を防げないため、
暑さを対策する際は注意する必要があります。
屋根修理・リフォームを行う際、断熱材で対流熱・電動熱を対策することが重要。
まとめ
遮熱シートを屋根に敷くことにより、
冷房効率を向上しつつ、室内の暑さを対策できます。
冷房効率の向上は電気代の節約につながります。
対流熱・電動熱を対策できないため、
暑さ対策を行う際は遮熱シート・断熱材を併用することが重要。
専門的な技術が必要ないため、遮熱シートは遮熱塗料に比べておすすめです。
建物の外観を綺麗に保ちたい場合に遮熱塗料を屋根に塗装します。
屋根の暑さなどが気になる方は業者に一度相談してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町
・リフォームを検討している方は業者に遮熱シートを用いるか一度相談してみてください。
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カテゴリ:工場・倉庫の屋根遮熱対策ブログ