2025年07月07日

「室内が暑くなりやすい」
「夏場になると、暑さで作業に集中できない」
などに悩まされている方も多いのではないでしょうか?
室内で快適に過ごす方法の1つとして、
暑さ対策が挙げられます。
暑さの原因を把握し、
適切な方法で暑さ対策を行うことが重要。
屋根遮熱と屋根断熱は暑さ対策の一例です。
相模原市で暑さ対策を検討している方に向けて、
屋根遮熱と屋根断熱のどちらが高いのかについて解説します。
気になる方は一度参考にしてみてください。
相模原市とは一体どのような場所なのか
相模原市は、神奈川県の北部に位置する政令指定都市です。
大和市・座間市・厚木市・愛川町・清川村・山北町などの市町村と隣接しています。
相模原市の中央に相模川が横断しているのに加え、
相模原台地・丹沢山地・秩父山地が広がっている点が特徴。
面積は328.91㎢です。
中央区・南区・緑区から構成されています。
相模原市の中心地は、中央区。
市役所をはじめ、
相模原市・国の主要な機関が集まっています。
JR東日本・京王電鉄・小田急電鉄合わせて6つの鉄道路線が通っているのに加え、
圏央道相模原IC・模原愛川ICが開業している点も特徴に挙げられます。
小田急小田原線を利用すれば、
約35分で新宿へアクセスすることが可能。
JR横浜線を利用すると、
約30分でJR新横浜駅へ行けます。
神奈川県は太平洋に面しているため、
塩害に注意しなければなりません。
全て海に面した強塩害エリアは、
藤沢市・茅ヶ崎市・鎌倉市・横須賀市などです。
相模原市は弱塩害エリア。
相模原市には、
リノベーション・リフォームをサポートする制度が複数存在します。
主な助成・補助制度は、以下の通りです。
・住宅用スマートエネルギー設備導入奨励金
・戸建住宅耐震診断費用補助制度
・木造の戸建住宅の窓口簡易耐震診断
・戸建住宅耐震改修計画・工事一括補助制度
・相模原市マンション耐震診断補助制度
・分譲マンション耐震改修補助制度
・既存分譲マンション耐震巡回相談
・相模原市危険ブロック塀等撤去奨励補助制度
・子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業
・航空機騒音に係る住宅防音工事
・雨水浸透ます設置助成制度
屋根遮熱と屋根断熱の違い
暑さ対策を行う際、
屋根遮熱と屋根断熱の違いを押さえることが重要。
ここでは、
屋根遮熱と屋根断熱の違いについて解説します。
屋根遮熱
屋根遮熱とは、
屋根の遮熱性を向上させる工事です。
太陽から発せられる輻射熱を遮ることにより、
屋根が暑くなることを防ぎます。
屋根断熱
屋根断熱は屋根の断熱性を向上させる工事です。

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断熱性を向上させることにより、
熱を伝わりにくくします。
屋根遮熱と屋根断熱のどちらが高いのか
屋根遮熱に比べ、
屋根断熱の費用が高額。
相場は以下の通りです。
・屋根遮熱:約2,500~6,000円/㎡
・屋根断熱:約4,000~8,000円/㎡
施工内容により、費用が変わります。
屋根遮熱・屋根断熱の方法
屋根遮熱・屋根断熱は一体どのように行われるのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
主な方法は以下の通り。
・屋根塗装
・遮熱シート
・断熱材
・カバー工法
・屋根葺き替え工事
・屋根散水
ここでは、
屋根遮熱・屋根断熱の方法について触れていきます。
屋根塗装
遮熱塗料・断熱塗料を屋根に塗装することにより、
屋根の暑さを対策します。
耐用年数・耐候性・費用・光沢の有無などを踏まえ、
塗料を選ぶことが重要。
立地条件により、
塗膜が剥がれるタイミングが異なる点に注意しなければなりません。
職人の技術により、
塗りムラが発生する場合がある点もデメリットです。
遮熱塗料を用いる際、屋根塗装の実績が豊富な塗装業者に依頼することをおすすめします。
遮熱シート
遮熱シートとは、太陽の輻射熱を反射し、
倉庫屋根が暑くなることを防ぐシート。
外壁・内壁などに用いることができます。
雨漏りを対策できる点もメリット。
冷房効率を向上させることにより、
電気代を節約できます。
倉庫内に保管されている物が熱で劣化しにくくなります。
断熱材
断熱材により、屋根断熱を行います。
断熱材は熱・冷気の伝達を遅らせることにより、
暑さ・寒さを対策する素材。
屋根だけではなく、
天井・床などに用いられます。
遮熱シートと併用し、
倉庫屋根が暑くなるのを防ぎます。
カバー工法
カバー工法とは、
既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる工事です。
断熱材付きの屋根材が存在します。
廃材を撤去・処分する手間が省けるため、
屋根葺き替え工事に比べて費用を抑えられます。
防音性を向上できる点もメリット。
新しい屋根材を被せるため、
屋根修理・リフォームを再度行った際に費用が高額になる点がデメリットです。
屋根の重量が重くなるため、
耐震性が低下します。
屋根葺き替え工事
屋根葺き替え工事は既存の屋根材を撤去し、
新しい屋根を葺く工事。
廃材を撤去・処分する手間がかかるため、
カバー工法に比べて高額です。
屋根の重量を軽量化できる点がメリットに挙げられます。
屋根の状態を細かくチェックした上で、
屋根修理・リフォームを進めることが可能。
屋根散水
屋根散水も屋根遮熱の方法です。
スプリンクラーなどが屋根散水の方法。
水道代・電気代を意識した上で、
屋根散水を行わなければなりません。
まとめ
屋根遮熱に比べ、

施工内容によって、
屋根遮熱・屋根断熱の費用が変わります。
暑さ対策を行う際、
遮熱性・断熱性を意識することが重要。
予算などを踏まえ、プランを立てなければなりません。
相模原市で暑さ対策を検討している場合、
信頼できる業者に一度相談してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町
・リフォームを検討している方は業者に遮熱シートを用いるか一度相談してみてください。
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カテゴリ:工場・倉庫の屋根遮熱対策ブログ