2025年11月11日
学童施設は共働きまたは一人親の子供の生活をサポートする施設です。
円滑に運営するためには、子供達の安全を確保しなければなりません。
安全を確保する際、一体何をすれば良いか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

学童施設内の暑さを対策することが子供達や職員を守ることに繋がります。
暑さ対策の方法は、複数存在します。
予算などに応じて、暑さ対策を進めましょう。
神奈川県内で学童施設の運営などに携わっている方に向けて、
暑さ対策にスプリンクラーが有効かどうかについて解説していきます。
気になる方は一度チェックしてみてください。
スプリンクラーとはそもそも何か
スプリンクラーは散水するための装置です。
スプリンクラーは学童施設の暑さ対策に有効か
学童施設の屋根にスプリンクラーを設置することにより、
屋内の室温が低下するため、暑さ対策に有効です。
学童施設にスプリンクラーを設置するメリット
学童施設にスプリンクラーを設置するメリットは、
一体何か疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
主なメリットは以下の通りです。
・熱中症のリスクを軽減できる
・電気代の節約に繋がる
・施設内の備品の劣化を防ぐ
ここでは、スプリンクラーのメリットについて紹介します。
熱中症のリスクを軽減できる
学童施設内の温度を下げることにより、熱中症のリスクを軽減。
子供の安全を確保しつつ、職員の生産性を向上することができます。
熱中症対策は学童施設を運営していく上で、意識しなければならない課題の一つです。

また、子供の様子・症状に合わせた熱中症のガイドラインを学童施設内に掲示し、
適切な対応ができる体制を整えましょう。
熱中症の疑いのある子供や職員がいた際、職員にどのような対応を行えば良いか
フローチャートで分かりやすく説明する必要があります。
熱中症予防を目的としてアメリカで提案された指標であるWBGT(湿球黒球温度)も、
暑さ対策に取り入れることをおすすめします。
WBGTは黒球温度・湿球温度及び乾球温度で算出される温度です。
労働環境や運動環境の指針に有効とされています。
電気代の節約に繋がる
学童施設内の温度をスプリンクラーで下げることにより、
エアコンなどの電気代を節約することが可能。
屋根の表面温度を下げることで、屋内の温度を下げられます。
学童施設内の温度が下がった結果、エアコンなどの冷房機器が効率よく稼働します。

厚生労働省は屋内の温度を28℃に調整することを推奨しているので、
エアコンなどを用いる際は参考にしてください。
エアコンの設定温度を28℃にすることではないため、
暑さ対策を意識している方は注意が必要です。
施設内の備品の劣化を防ぐ
学童施設内の温度を下げることにより、施設内に保存している備品の劣化を防ぎます。
学童施設にスプリンクラーを設置するデメリット
スプリンクラーのメリットが分かったものの、
デメリットに一体どのようなものがあるか疑問に感じている方もいるのでは?
デメリットも踏まえた上で、
スプリンクラーを学童施設の屋根に設置するかどうか検討しなければなりません。
主なデメリットは以下の通りです。
・屋根にサビが発生する場合がある
・水道代が高額になる
ここでは、各デメリットについて取り上げます。
屋根にサビが発生する場合がある
屋根材が金属製の場合、サビが発生する点に注意しなければなりません。
サビが屋根に発生していないかどうかチェックし、
適切なメンテナンスを行うことが屋根の耐久性を保つポイントです。

水道代が高額になる
水道代が高額になる場合がある点も、スプリンクラーを学童施設の屋根に設置するデメリット。
水道代に関わるポイントとして、以下のものが挙げられます。
・散水量
・散水時間
消費する水の量が多くなればなる程、水道代が高額になってしまいます。
毎月の費用を抑えられるかどうかを踏まえ、
スプリンクラーを設置するかどうか検討しなければなりません。
負担が大きいと判断した場合、別の方法で暑さを対策しましょう。

スプリンクラー以外の学童施設の暑さを対策する方法
スプリンクラー以外にも、学童施設の暑さを対策する方法があります。
主な方法は以下の通りです。
・屋根遮熱シートサーモバリア
・屋根遮熱塗料
・断熱材
ここでは、スプリンクラー以外の暑さ対策の方法を紹介します。
屋根遮熱シートサーモバリア
サーモバリアとは、株式会社ライフテックが製造している屋根遮熱シートです。
アルミニウムを用いることにより、遮熱性を向上させています。
屋内の体感温度を下げ、快適に過ごしやすくする点がメリット。
柔軟性に優れており、複雑な形状の屋根に対応しています。

サーモバリアは複数のラインナップが存在しているため、ニーズに合わせて使い分けることが重要です。
主なラインナップとして、以下のものが挙げられます。
・サーモバリアW
・サーモバリアS
・サーモバリアエアー
・サーモバリアスリム
・サーモバリアトップ
・サーモバリアフィット
屋根遮熱塗料
屋根遮熱塗料で屋根塗装を行うことも暑さ対策の一つ。
屋根遮熱塗料ごとに性能が異なります。

断熱材
断熱材を屋根や外壁に用いることで、断熱性を向上させることも暑さ対策の一つです。
断熱材ごとに性能が異なるため、屋根修理・リフォームの際に各断熱材を細かくチェックしましょう。
まとめ
学童施設の暑さ対策として、スプリンクラーは有効です。
有効な反面、水道代やサビに注意しなければなりません。
屋根の暑さを少しでも抑えたいと感じている場合、サーモバリアで遮熱性を向上させることをおすすめします。
神奈川県内で学童施設の暑さ対策を行う業者を探している場合、株式会社いらかまで一度ご相談ください。
この記事を書いた人

成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。
〇いらかの屋根外壁工事、施工得意エリア
平塚市・茅ヶ崎市・伊勢原市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町・横浜市・厚木市・秦野市・小田原市・大磯町・二宮町・大井町・海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・清川村・愛川町・相模原市・寒川町
・リフォームを検討している方は業者に遮熱シートを用いるか一度相談してみてください。
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カテゴリ:遮熱,工場・倉庫の屋根遮熱対策ブログ



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